家族の介護が気になって調べ始めても、申請先も費用も分からず手が止まる。介護保険は必要になるまで縁が薄く、仕組みが分かりにくい。
地域情報メディア『高槻はにわポケット』のエリア担当ライター、コイシです。わたしは何かを調べるとき、窓口の場所と受付時間を先に見ます。
高槻市の介護保険について、申請の流れ、費用、そして相談できる窓口三つを、順に書いていきます。
介護保険で受けられる支援の大まかな中身
介護保険は、介護が必要になった人を社会全体で支える仕組みです。使い始めるには、まず市の窓口で認定の申請をします。
ただ、介護保険証を持っているだけでは、サービスをすぐには使えない。高槻市の案内でも、利用には認定が必要とされています。この順番を知らないまま動くと、戸惑う場面が出てくる。
要介護認定は、介護がどのくらい必要かを市の仕組みで判定する手続きです。介護保険証は、正式には介護保険被保険者証といい、認定の申請でも使います。
介護保険の対象になる人と対象外の場合
対象は大きく二つに分かれます。65歳以上の人と、40歳から64歳までで医療保険に入っている人です。
- 65歳以上は介護や支援が必要な人
- 40歳から64歳は特定疾病が条件
- どちらも認定の申請が必要
40歳から64歳の人は、国が定めた16の特定疾病(加齢に伴う病気)が原因の場合に限られます。条件に当てはまらなければ、介護保険の対象外になる。
個別に当てはまるかどうかは、わたしが決められる話ではないので、窓口か主治医に聞くのが早いかなと思います。
高槻市で介護保険を申請する窓口と方法
申請先は、高槻市役所の長寿介護課です。場所は桃園町2番1号の本館1階、7番窓口です。市役所の執務時間は8時45分から17時15分。
先に確認しておきたいのは、窓口へ行く手段です。わたしは混む時間が読めないと動けないので、電話で聞いてから向かいます。行き方が決まっているなら動きやすいですよ。

混む時間が読めない場所は、わたしも先に電話します
- 市役所の窓口に直接出す
- 郵送で出す
- マイナンバーカードで電子申請
必要なものは、申請書、介護保険証、主治医意見書です。40歳から64歳の人は、健康保険証の写しも要ります。本人が動きにくいときは、代行申請という手もある。
要介護認定の申請から結果通知までの流れ
認定までは、申請、認定調査、審査と判定、結果通知の順に進みます。調査員が自宅を訪ねて、心身の状態を聞き取ります。
長寿介護課の窓口、郵送、電子申請のどれかで申請書を出します
調査員が自宅を訪ね、心身の状態や生活の様子を聞き取ります
調査結果と主治医意見書をもとに、介護認定審査会が判定します
結果は原則30日以内に、申請した本人へ届きます
見落としやすいのが、主治医意見書です。主治医が高槻市・島本町以外の場合などは、申請後に市が依頼します。ただ、受診の際に本人か家族がひと声かけるのが前提とされている。
認定結果から介護サービスを使うまで
結果は8段階で、非該当、要支援1から2、要介護1から5に分かれます。区分は審査で決まるので、わたしから見通しを言うことはできません。
要介護1から5なら居宅介護支援事業所、要支援1から2なら地域包括支援センターなどに、ケアプランの作成を頼めます。作成の費用に利用者負担はありません。自分で作る方法もある。
非該当と通知された場合、介護保険のサービスは使えません。認定がなくても使える無料の高齢者福祉サービスが、市にはあるそうです。
介護保険料の仕組みと高槻市の金額
65歳以上の介護保険料は、市が3年ごとに条例で決めます。令和6年度から令和8年度の基準額は、年額73,201円で、月額にすると約6,100円です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基準額(第5段階) | 年額73,201円(月額換算で約6,100円) |
| 段階の数 | 所得などに応じた15段階 |
| いちばん低い第1段階 | 年額20,863円(公費投入後) |
| いちばん高い第15段階 | 年額193,983円 |
この表は令和6年度から令和8年度の金額です。対象年度だけでも見ておくと安心ですよ。何段階にあたるかは個別の事情しだいなので、市から届く書類か窓口で確かめる形になる。
わたしなら、夕食のあとにパートナーと月額に直した数字を紙に書いて話します。漠然とした心配が数字になると、少し軽くなる気がしています。
介護サービス利用時の自己負担と食費
ケアプランに沿ってサービスを使うとき、事業者に払うのは費用の1割、2割、3割です。残りの9割、8割、7割は保険から給付されます。
介護保険の負担割合は、人によって違います。わたしが一律には言えないので、割合は手元の書類か長寿介護課に聞くのが早いと思う。
デイサービスのように通う場合や施設に入る場合は、食費や居住費が別にかかります。負担を軽くする申請書も、市の手続きページに載っています。
地域包括支援センターでできる相談
地域包括支援センターは、介護、福祉、医療の面から高齢者を支える身近な窓口で、市内に12か所あります。保健師や社会福祉士などが、総合相談や介護予防の相談を無料で受けています。
実際に、わたしも自分の町の担当を探してみました。担当は町名と丁目で決まっていて、見つけるまで少し手間取った。
市のページの担当一覧は2023年3月の更新表示でした。電話する前に、所在地と番号を最新の案内で見ておくと、行ってから慌てずに済みます。
高槻市で介護の相談ができる窓口三つ
市役所と地域包括支援センターは、役割が少し違います。長寿介護課は認定の申請を受け付け、包括支援センターは暮らし全体の相談を受ける。まず、申請の窓口になる市役所からです。
- 名称
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高槻市役所の健康福祉部にある、長寿介護課です
- 特徴
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要介護認定の申請を受け付ける、介護保険の手続きの窓口です
- 料金目安
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確認できた範囲では、窓口の申請や相談に手数料の記載はありません
- アクセス
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JR高槻駅と阪急高槻市駅から徒歩約8分で、車なら有料の市営桃園町駐車場を使います
- 利用方法
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本館1階7番窓口で受け付け、電話は072-674-7166、時間は平日の8時45分から17時15分です
- 公式サイト
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公式サイトは https://www.city.takatsuki.osaka.jp/site/koreisha-ikiiki/5767.html です
どちらから声をかけるか、みなさんも迷いますよね。包括支援センターでも代行申請はできるので、行きやすいほうからで無理がありません。ここの情報は2026年10月に確認したもので、日時は変わることがあります。
- 名称
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高槻中央地域包括支援センターで、高槻市の委託を受けて社会福祉協議会が運営しています
- 特徴
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桃園町や城西町などが担当区域で、保健師や社会福祉士などが相談を受けます
- 料金目安
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相談は無料で、相談内容の秘密は守られます
- アクセス
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城西町4番6号の高槻市地域福祉会館にあり、JR高槻駅と阪急高槻市駅から徒歩10分です
- 利用方法
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電話は072-676-9522で、9時から17時、日曜と祝日と年末年始は休みです
- ご利用の前に
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担当は町名で決まるため、住まいの町は市の公式ページの一覧で確かめられます
- 公式サイト
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公式サイトは https://takatsukishi.com/houkatu.html です
迷ったときは、申請先と相談先の名前を知るところから始めれば十分。介護以外の困りごとも重なるなら、三つ目の社協の窓口という手もある。受付日時は、電話で聞いてから出かけるのが自分には合っている。
- 名称
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高槻市社会福祉協議会の福祉のなんでも相談で、担当はコミュニティソーシャルワーカーです
- 特徴
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社会福祉士などの資格を持つ相談員が、介護に限らず暮らしの困りごとを聞いて支援につなぎます
- 料金目安
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社協の総合相談の案内では、相談は無料で秘密厳守とされています
- アクセス
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地域福祉会館1階にあり、JR高槻駅と阪急高槻市駅から徒歩10分です
- 利用方法
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電話は072-674-7494で、平日の8時45分から17時15分に受け付けています
- もうひとつの窓口
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高槻阪急スクエア6階の相談室でも、月曜と金曜の13時から15時に相談でき、電話は072-681-8719です
- 公式サイト
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公式サイトは https://takatsukishi.com/csw.html です
申請の前に知っておきたい勘違い
実は、介護保険証が見当たらなくても申請はできます。紛失などで手元に無い場合も、受け付けると市の案内に書かれています。
- 保険証だけではサービスを使えない
- 更新は自動では行われない
- 申請は家族や代行先も動ける
- ケアプラン作成の費用負担はなし
認定には有効期間があり、新規は原則6か月、更新は原則12か月。認定有効期間が終わる前に更新申請が必要で、満了の60日前から申請できます。
心身の状態が大きく変わったときは、更新を待たずに、介護度を見直す区分変更申請を出す方法もあります。
制度変更や年度の切り替わりの確かめ方
保険料も制度の中身も、数年ごとに見直されることがあります。高槻市の現在の保険料は令和8年度までの期間のもので、次の期間は別に定められます。
市のページには更新日が載っています。わたしが見た申請の流れのページは、2026年8月19日の更新でした。更新日をひと目見る習慣が、古い情報での空振りを防いでくれる気がする。
最後にわたしから伝えたい今日の一歩
家族の介護は、いつ必要になるか分からず、気持ちが追いつかない日もありますよね。申請はまだ先でも、担当の窓口の名前を知っておくと、いざというときに慌てずに済みます。
わたしは制度の細かい中身より先に、相談できる場所と行き方を知っておくほうが落ち着けると感じています。道が分かりにくいと後回しにしてしまうので、なおさらなんですよね。
今日の一歩は、市のページで自宅の町名を探し、担当の地域包括支援センターの名前と電話番号をスマホのメモに残すことです。それだけで、いざというときに電話をかける気持ちが少し軽くなる気がする。週末にパートナーとそのメモを見返す時間になったらうれしいです。













